歯にいーな
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こんにちは。 小岩駅徒歩4分のふたわ歯科クリニックです。
歯周病が悪化すると、歯周組織や顎の骨が衰えて歯を支えられなくなります。 そんな時に歯周組織を回復させるのが、歯周組織再生治療です。 今回はこの歯周組織再生治療についてお話いたします。
歯周病が進行して重症になると、歯肉が衰えて歯が長く見えるようになり、歯を支える骨が溶けて歯を支えられなくなります。その結果、歯のすき間が増えたり歯がグラつくようになります。こうなるとしっかりと噛めなくなるため、昔は抜歯して入れ歯などを入れていました。 現在では歯周組織の再生治療によって、溶けてしまった顎の骨や歯周組織を再生させられるようになりました。 もちろん、完全に歯周病になる前の状態には戻せませんが、歯周病によって失いかけた歯の寿命を延ばすことができます。
代表的な歯周病再生治療としては、
・GTR ・エムドゲイン
の2つがあげられます。
歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜線維など歯を支える組織よりも、歯肉の上皮は早く治っていくものです。 そのため、通常の状態では歯を支える組織が再生する前に歯肉の上皮が患部を覆うことになってしまいます。
GTR法では、メンブレンという膜を設置して、歯周組織が再生するエリアを守って再生を促します。 なお、GTR法にはメンブレンを設置する手術と除去する手術を行う方法と、自然と体に吸収されるメンブレンを使って手術は1回しか行わない方法があります。
深く狭いエリアの歯周組織が失われると、そのままでは汚れが入り込んでしまって歯周組織が再生できなくなります。
エムドゲイン法では、タンパク質の1種であるエムドゲイン・ゲルを患部に塗り、歯周組織が再生するように活性化します。 エムドゲイン・ゲルは体に吸収されていくので、手術は1回で済み、GTR法よりも簡単です。
歯周組織が再生する量には個人差があります。 また、健康な歯周組織を取り戻すには、数カ月から1年以上かかります。 ふたわ歯科クリニックでは、患者様の状態に合わせた歯周再生治療を行っています。詳しくはご来院の上ご相談ください。